8月8日22時51分、しし座の新月です。
新月は4ハウスにあり、12ハウスの天王星と90度。新月のサビアンシンボルは「ベストを着ていない聖歌隊」です。
純粋な奉仕の精神で、仲間と一緒に活動することで高揚感を感じる、という度数です。
4ハウスの新月、12ハウスの天王星、10ハウスの土星でゆるいTスクエアが形成されていますので、新しい目標に向けて、自分の環境を整えるようなことをしていくと良いでしょう。
目標に向けて、必要なものを新調するとか、新しい知識を取り入れて、それを自分の在り方（自己表現の仕方）や自分の居場所に反映するとかすると良いと思います。
一方で別な見方をすると、今までのやり方で派手に表現していると、思わぬ金銭問題とか隠れていた問題が発覚して、何か取りやめになる、という可能性もあります。
そうならないためには、自分から積極的に変化していくことです。
今は不動宮のTスクエアで、しかも、土星が逆行していますので、とんとん拍子に転換とはいかないかもしれませんが、スモールステップで、試行錯誤を重ねながら、少しずつでも変化を進めていくことが大切です。
新月の近くにはしし座の水星があり、みずがめ座の木星と180度なので、コミュニケーションは積極的に取っていくと良いでしょう。
しし座もみずがめ座も、個人とか個性を大切にするので、世間とか常識にとらわれず、本心からのコミュニケーションが取れるでしょう。
ただし、自分が言うだけでなく、相手の話も聞く、といったバランス感覚は大事です。
5ハウスには火星と金星があり、恋愛は楽しそうです。
金星は冥王星と120度、海王星と180度、海王星と冥王星は60度で、調停の形を形成しています。
人々の潜在意識に働きかけるような深い印象を与える創作、芸術表現に適した配置です。
組織や集団での行動も、スムーズに行くでしょう。
ただし、おとめ座の金星は奉仕の精神が強く、やりすぎると犠牲になってしまうので、何か、もしくは誰かへの奉仕をするときは、目的や相手がそれにふさわしいかどうか、もう一度確かめることが大切です。
10ハウスにはみずがめ座の土星があり、12ハウスのおうし座天王星と90度。
どんな立場であっても個人として責任ある態度を取ることで、社会から認められる人となることを表します。
社会的な地位や肩書に左右されず、個人としての在り方が問われる、ということですね。
まとめると、今期は共同作業やチームプレーなど、仲間と協力して表現したり創造したりすることに、追い風が吹きます。
お互いに一個人として尊重し合い、それぞれが持てる力を出し合って、良いものを作っていける運勢です。